研究室紹介(主に学部生対象)To Future Explorers

For undergraduates interested in joining our group: Translated site>> translate.goog/

卒業研究で最も大切にすること

  • 失敗を恐れず、安心して未知のテーマに挑戦できる環境を最優先しています。
  • 研究成果そのものよりも、テーマ設定や実験計画といった「探求の工程」を重視。
  • 問題解決能力の前提となる「自ら課題を見つけ、設定する力」を育むことを重要視しています。

研究室の概要

私たちの研究室のアプローチは、教員自身の異文化・異分野での経験に深く根差しています。なぜ、私たちの研究室は『迷うこと』を推奨するのか?なぜ「自己決定力」を育むことを最優先するのか、その「背景」をぜひお読みください。➡️ [エッセイ:多様性と自己決定力]

私たちの研究室は、物質・流体・熱の移動現象、微粒子工学、化学プロセス、そして生物システムといった異分野を横断する研究を通じて、天然資源、水・食料生産、生態系保全といった地球規模の課題解決に貢献することを目指しています。ミクロな微粒子の挙動から、地球規模の気候変動を含む物質(とエネルギー)の大規模な移動まで、多様なスケールでの現象を探求。生物システムからの着想を工学的に応用するユニークな研究も展開しています。

 

多様性と異分野交流

専門分野を問わず、多様な背景を持つ学生や研究者(約20%が外国人)を積極的に受け入れています。この多文化・多分野な環境が、新しい発想と切磋琢磨の機会を育んでいます。

研究内容の詳細サイト   

⏩ これまでの研究室紹介記事

世界初の研究事例

卒論生(4年生)の発想から生まれた研究論文の事例

卒業研究で身に付くスキル

当研究室の卒業研究では、単に知識を学ぶだけでなく、実社会で役立つ多様なスキルを身につけます。

  • テーマの自律的設計: 自身の問いや興味に基づき、教員との1on1指導のもとで研究テーマを企画・立案する力。
  • 探究的思考力: ”Good”な機能材料や”Bad”な汚染物質の「移動・輸送」プロセス(大規模・微小空間)を学び、環境リスクを含む多角的な考察を深める。
  • 実践的な問題解決: 課題発見・設定から、実験装置の構築(またはシミュレーションの実施)まで、一連の研究プロセスを通じて実践的な問題解決能力を養う。
  • 国際的・学際的視野: 多様な研究室メンバーや連携先との交流を通じて、異分野融合的な視点と国際感覚を磨く。 安心して挑戦できる雰囲気のもと、「学び」と「成長」を追求できる環境を提供します。

研究テーマおよびプロジェクト例

当研究室では、天然資源、水、食料の地球上での「移動・循環」とその生態系・気候への影響、そしてその解決策を「TUAT」らしいアプローチで探求します。学生一人ひとりの独自のアイデアを尊重し、教員との1on1指導のもと、自身の関心や強みを活かしたテーマを設計します。農学部や他大学との連携プロジェクトも活発です。

I. 新たなプロセス技術と応用(無機物・有機物)

II. 微粒子工学と移動現象論の応用(植物・農業・環境)

  • 事例2020卒論:沈殿法による合成粒子の結晶化と溶解特性:材料の高機能化
  • 事例2021卒論:室内の換気設計とエアロゾルの動きの解析:「安心」室内環境へ
  • 学内プロジェクト:植物に向けた物質導入:新しい農薬・肥料技術(連携:農学部環境資源科学科と応用生物科学科等, 2008~)公開セミナー事例▶微粒子とトマトの種子発芽・成長
  • 企業とプロジェクト:分光法を組み合わせた環境センサー:残留農薬モニタリング(連携:植物環境系ベンチャー企業, 2010~2015)
  • 企業とプロジェクト:土壌やバイオマス中の液体の解析(連携:加工食品企業, 地域生態システム学科, 生体医用システム工学科・岩井研, 東大(農), 2017~2023)公開セミナー▶ 事例1 事例2

III. 大気環境と医療の技術

  • 事例2023卒論:エアロゾルの水面への沈着:大気汚染と海との関係
  • 事例2018卒論:帯電液滴を用いたエアロゾルの回収
  • 学内プロジェクト:病原体を攻める食品(連携:獣医学科(水谷研究室)、2021~)
  • 外国とプロジェクト:環境中の微粒子の計測と回収法(連携:マレーシア工科大学、U/畠山研)2018~
  • 企業とプロジェクト:大気環境中の水の回収と制御(連携:電機メーカー、U/宮地研)2022〜2024

# 補足: 多くの公開テーマは主に博士課程学生が担当していますが、これらも卒論生が関心を持つきっかけとなります。非公開(卒論)題目は学内限定サイト

▶ 博士論文(公開セミナーも含む) 

 

学生生活・雰囲気

レンゴロ研は2007年にスタートしました。現在(2025年10月)は約10名の学生が在籍しており、内訳は卒業研究4年生5名、博士前期課程(修士課程、Master): 2名、博士後期課程(Doctor): 3名(うち2名は外国人留学生(セルロース、AI機械学習のテーマ))です。教員は教授1名で、事務補佐員1名(女性)および特任助教1名(女性、マレーシア工科大学UTM博士修了)が在籍しています。当研究室の特徴は、常に複数の博士後期課程学生や外国人研究者が在籍していることです。2025年度には国内企業から派遣されている研究者も複数在籍しています。国内外を問わず活躍できる人材の育成を目指し、学際的な視野を養うことを大切にしています。日常の様子やイベントについては、こちらからもご覧いただけます。

「こんな人におすすめ」 ✅ 自分のアイデアを形にしたい ✅ 失敗から学ぶ環境がほしい ✅ 国際的な視野を広げたい ✅ 異分野融合に興味がある

「向いていないかも…」 ❌ 決められた卒論テーマで研究したい ❌ チーム研究が絶対条件

卒業生の声:

  • 世界で誰も明らかにしていないテーマに挑むスケールの大きさがこの研究の魅力 ▶ S. K.
  • 当時は成績が悪く、・・ご迷惑をかけたのですが・・・出合ったエアロゾル研究の面白さを現在まで突き詰めることになりました  ▶M.G. (大学准教授、JST創発研究者)
  • 微粒子挙動と植物を絡めた研究をしておりましたが、・・・大学時代に学んだことが思わぬ所で役に立つ場面が多々ありました ▶Y. T.(半導体製造メーカーの技術者) 

 

卒業生の進路と活躍分野

50名を超える卒業生が50を超える多様な組織で活躍しており、その分野は多岐にわたります。「何を学ぶか」よりも「学び方」が、卒業後のキャリア形成において最も重要であると私たちは考えます。

活躍企業・組織例: 三菱ケミカル、ダウ・東レ、日揮、IHI、スクーリンHD、タンガロイ、伊藤ハム、トヨタ自動車、鹿島建設、Toppan Edge、Accenture、JICA、防衛省・自衛隊、東京消防庁、三鷹市役所、各種商社、大学教員(環境化学・食品工学・生物工学・物理学・化学工学・機械工学・環境科学分野)など。 興味深いことに、当研究室では先輩の就職先に後輩が重複して行くことはほとんどなく、学生一人ひとりの個性が反映されています。なお、本研究室では教員が学生の就職活動に直接関与することはほとんどありません。

これまで受け入れた学生の出身分野・大学

  • 国内(Master入学)東京理科大学・物理学、創価大学・共生創造理工学
  • 本学(Master入学):化学システム工学(現:化学物理工学)、物理システム工学(現:生体医用システム工学)
  • 国内(Doctor入学)室蘭工業大学・応用化学、広島大学・化学工学、福岡大学・地球圏科学、金沢大学・数物科学系(double-degree)
  • 海外(Doctor入学)
    • マレーシア・Putra Malaysia大学(食品プロセス工学)、U. Kebangsaan Malaysia大学(化学工学)
    • インドネシア・Bandung工科大学(化学工学、生命理工学、環境工学)、Padjadjaran大学(物理学)、Sepuluh Nopember工科大学(化学工学)
    • 台湾・台北科技大学(化学工学)
    • イギリス・Sussex大学(環境科学)

さまざまな分野・国からの学生を歓迎しています!

 

よくある質問(FAQ)

研究室の配属や日常生活、研究テーマの選び方など、よくある質問をまとめています。

A) 約10週間にわたり、主な活動は文献調査です。 自分の関心に沿った論文を探し、その内容を研究室のセミナーで発表します。論文検索には、Web of Science(世界で最も信頼性の高いデータベース)を活用します。AIも駆使しながら、キーワードの選び方や論文の選び方と読み方を学びます。週1回のペースで教員と一緒に、文献検索法や内容について議論を重ねます。また、状況に応じて、3年生の後期の段階から予備的な実験を行うことも可能です。

Q. 卒論テーマはどのように決めればよいですか?

A) 以下のようなステップが、探究的なテーマ設定に役立ちます。

  • 好奇心: 「なぜ?」「どうして?」と思うことを見つけることが出発点です。
  • 目的: その疑問に対して「何を明らかにしたいのか?」をはっきりさせます。
  • 独自性: 先行研究を調べ、まだ答えられていない部分や新しい切り口を探します。
  • 計画: どのような方法で調べるかを考え、1年以内に完了できるかも確認します。大学の機器や技術も積極的に活用しましょう。
  • 協力の活用: 他の研究室や学科と連携することで、新しい視点や発見が得られることもあります。

当研究室では、卒論生(および修士・大学院生)が自らテーマを設計し、Proposal(企画書)を作成するという方針を採用しています。過去には、卒論生が企画したテーマのために百万円を超える研究費で装置を購入した例もあります。

先輩たちが作成した資料(下図、3枚)もぜひ参考にしてください。


Q. 他の研究室または農学部と連携することで、どんなメリットがありますか?

A) 以下のような探究的なメリットが得られます。

  • 新たな視点の獲得:異分野の研究室や農学部との対話を通じて、「この現象を別の角度から見るとどうなるか?」という問いが生まれます。
  • 知の広がり:他分野の文献や研究方法に触れることで、「この技術は自分の研究にどう応用できるか?」と考える機会が増え、科学技術の広範な動向を理解できます。
  • 社会との接点の理解:大学の使命や社会的責任について、「自分の研究は社会にどう貢献できるか?」という問いを持つことで、知的市民としての意識が高まります。
  • 成長の機会:コンフォートゾーンを超えて、「異なる価値観とどう向き合うか?」を考えることで、学生と教員が互いに学び合い、EQ(感情知能)を高める貴重な経験になります。

なお、4年生や修士課程大学院生にとって、企業など外部との連携プロジェクトは必須ではありません。しかし、「自分の問いを広げたい」と考える学生には、積極的な参加を歓迎しています。

Q. なぜ4年生は「個人研究型」なのですか?

A) 以下のような探究的なメリットがあると考えています。「問いを託すことは、可能性を信じること」です。

  • 自律性と責任感の育成:「この問いにどう向き合うか?」を自分で考えることで、主体的な姿勢が身につきます。
  • 発想力の広がり:他の学生と異なるテーマに取り組むことで、「自分ならではの視点は何か?」を探る機会となり、創造的な思考が促されます。
  • 相互成長の場:学生が未知の課題に挑戦する姿勢は、教員にとっても刺激となります。「この問いをどう支援できるか?」を考えることで、互いに学び合う関係が築かれます。
  • 信頼関係の構築:テーマ設計を学生自身に任せるのは、「学生のポテンシャルを信じているから」です。これは、教授がテーマを考えたくないからではなく、「学生の挑戦を尊重する姿勢」の表れです。

Q. セミナーはどんなものですか?

A) 研究室の学生全員が参加する重要な研究活動の場です。約6~7週間に一回は自分の発表の番が回ってきます。一人あたりの持ち時間は60分で、発表は15分、質疑応答45分となっています。私たちのセミナーの特徴は、発表者への質問は教員ではなく学生同士で行われる点にあります。これは、単に発表の内容を問うだけでなく、学生自らが質問を立てる力、つまり課題発見能力を鍛えることを狙っています。教員は質問には加わりませんが、適宜アドバイスを行います。なお、8月と9月はセミナーの休止期間となっています。▶ セミナーの様子はここに見られます。


Q. 一人で研究をしていても、4年生が学会発表することは可能ですか?

A. はい、可能です。当研究室では、以下のような挑戦と支援の環境を整えています。

過去には、卒業式直前の3月に学会発表を行った卒論生もいます> Link「自分の問いを、学外でどう伝えるか?」という挑戦は、非常に貴重な経験になります。

卒業研究は個人テーマですが、複数の大学院生チューターがサポートします。研究内容だけでなく、「セミナー資料の作り方」「分析機器の使い方」など、技術面でもアドバイスが得られます。
なお、学会発表は必須ではありません。しかし、「自分の問いを広く共有したい」と考える学生には、積極的に機会を提供しています。これまでにも、英語で国際誌に論文を投稿した卒論生や、卒論の中間発表をYouTubeで公開した学生がいます。

研究型大学における卒業研究の立ち位置 (Concept): AI時代にはIdeaと仮説が最も重要な部分です。

Q. 4年生が卒論で考えたテーマから、学術論文に発展した例はありますか?

A) はい、複数あります。4年生の自由な発想から出発し、世界初の発見につながったケースが少なくありません。事例1:分散可能なすす材料の発見 (2014年・横手氏): ロウソクの炎から偶然得られた、水・アルコール両方に分散可能な珍しいすす粒子。この発見はその後、次のような研究へと展開しました:超音波洗浄法 (2021)親水/疎水切り替え膜 (2018)トマト種子発芽コロイド(2024))。

事例2:エアロゾル液滴の破裂現象と応用 (2017年・小池氏): 熱対流によって液滴が破裂する現象を発見し、微粒子と膜を作る新しい手法を考案。この成果は国際学術誌に招待記事として掲載されました (2017)


A.  農工大の特徴を活かしたテーマ。研究室や学内にある設備を活かせるテーマも良いですね。

Q. 4年生は先輩の手伝いをすることがありますか?

A) ありません。むしろ大学院生が4年生の手伝いをすることが多いです。


Q. 研究室に決まった「コアタイム」はありますか?

 A) 2020年以降、コアタイムは設けていません。ただし、卒業研究は必須の8単位分に相当するため、平日に最低でも1日3時間、週に15時間以上を研究活動に充てることが求められます(8月〜9月は除く)。文献調査や装置製作など、活動場所は自宅でも構いません。安全上の理由から、実験室の使用は18時までとしています。研究のリズムを維持できるか、特に午前中の時間をどう活用するかが鍵です。

当研究室の卒業研究では、研究成果そのものよりも、試行錯誤を重ねる「研究プロセスを重視しています。学生は7〜10日おきに教員へ進捗報告を行います。たとえ実験結果が出ていなくても、自分の工夫や試行錯誤を言語化して報告する力が大切なスキルと考えています。

Q. 英語が苦手でも、大丈夫ですか?

A)大丈夫です。例えば、セミナーでは学生全員は質問することになりますが、外国人研究者と英語で会話するときは、教員や先輩が通訳してくれます。「英語が苦手・・・」と言っていた4年生でも、8ヶ月後には英語でセミナーをする卒論も数名いました。セミナー資料は英語で作ります。発表は日本語でもOKです。


Q. 卒論研究をしながら、学外の活動が可能でしょうか?

A) もちろん可能です。学外活動(アルバイトやサークルなど)を辞める必要はありません。様々な経験をすることで、研究のアイデア出しにも有益なことがあります。


Q. 夏休みはちゃんとありますか?

A) 8月と9月は学生(特に卒論生)の研究室の活動を休むように奨励しています。自分のペースで研究や勉強を進めることができます。セミナーや教員とのミーティングは開催しません。春休みや冬休みも十分に休んでほしいです。


A)  中間発表の日程は、教員から指示されるのではなく、卒論生自身で決めることができます。複数の研究室と一緒に行います。2022〜2025年では、7月または9月です。

A. もちろんです。これまで(2025年4月時点)、大学院に進まずに就職した人は、52名中に8名いました。約15%ですね。


Q. 大学院進学の場合、他の研究室に行ってもいいですか?

A) もちろん可能です。これまでにも、学内の他研究室に進学した学生が数名います。また、イギリスの大学院(修士・博士)に留学した例もあります(ケニア出身の留学生)。なお、当研究室への進学を希望する場合は、独自の志望理由書の提出と面接が必要です。これは、外部から受験する人との「公平性」を保つためです。卒論生として当研究室に所属していても、自動的に大学院進学できるわけではありませんまた、修士課程は卒論の延長線上にあるものとは考えていません。


Q. Doctor学生が多いようですが、修士課程の学生にDoctor進学を勧めていますか?

A) 勧めていません。実は、4年生に対しても大学院進学を勧めることはしていません卒論と修論(大学院)はセットではありません。修士課程で得ようとする「スキル」は、卒論1年間でも十分に身につけられると考えています。一方、博士号(Doctor)取得には、学術誌への投稿・受理、複数の審査が必要であることを知って欲しいです。Doctor課程に進む場合は、教員が経済的な支援を計画します。これまでに、国や企業などのスポンサーから(返済不要の)奨学金を受け取り、特定のプロジェクトテーマに取り組んできたDoctor学生(留学生も含む)が10名以上在籍しました。当研究室で卒論を行い、そのままDoctor課程まで進学した学生は2009年から2020年の間に4名います。


Q. 研究室に入ってからも海外に行くことはできますか?

A) はい、可能です。学年に応じて、さまざまな海外経験の機会があります。

A) 必ずしも微粒子と関係している必要はありません。微粒子(物質)やその移動現象に加えて、熱(エネルギー)と流体(気体、液体)の輸送に関するテーマも扱っています。例えば:

  • バイオマス中の液体流れを観察できる光学技術に関する論文(2023A, 2023B)を発表しました。※旧電子電気工学科(生体医用工学科)岩井研との共同研究
  • ガスの流れに関する研究では、U科の清水研および日用品メーカーとの共同研究プロジェクト(2023~2025年度)を実施しました。
  • パンデミック時に大学に来られなかった学生は、自宅で室内の空気と熱の流れをシミュレーション(Comsol Multiphysics)するテーマに取り組みました。


A. 大丈夫です。物質や流体、熱の移動、生物システム、化学プロセス、食料、水、大気環境、リスクなどに興味や関心があることが必要です。研究室の発表した論文(事例)を事前に読んでおくと、研究室の方向性を把握しやすくなります。


Q. 研究テーマと就職先は関係はありますか?

  A. ほとんど関係ありません。
「何を学ぶか」ではなく「学び方」が大切です※1
当研究室の卒業生は、化学・素材、プラント建設、重機、半導体、金属、食品、自動車、ガス・水処理、通信、コンサル、金融、行政・公務員、商社、大学など、非常に多様な分野で活躍しています。※2
たとえば:

興味深いことに、先輩の就職先に後輩が重複して行くことはほとんどなく、学生一人ひとりの個性が反映されています。※3(学内限定サイト)

研究室見学や配属を希望される方は、本ページを熟読の上、お問い合わせフォーム(またはLenggoro@go.メール)からご連絡ください。

【研究する場所】BASE/AIS棟(2階、3階)で実験や数値シミュレーション(大型計算機あり)をするだけでなく、必要なら大学の施設(植物育成など)や国内外の現場で実験もできます。

当研究室では、以下の多岐にわたる分野で、基礎から応用まで挑戦的な研究に取り組んでいます。これらの例は、過去の卒業論文テーマ(新規性が高いため詳細は⏩学内限定)から抽出したものです。

🌫微粒子・エアロゾル科学

  • エアロゾルの捕集効率とサンプリング手法
  • 微粒子の挙動、操作、制御
  • 表面への付着・脱離現象
  • 室内空気質と換気解析
  • エアロゾルによる微粒子の合成と特性評価

🌱環境工学

  • 水処理・浄化技術
  • 廃棄物のリサイクル・再利用(マスク繊維、バイオマス)
  • マイクロプラスチック対策
  • 土壌改良技術
  • 大気汚染制御システム

🧪材料科学・合成

  • ナノ粒子の合成と物性
  • 結晶成長・溶解メカニズム
  • 沈殿法と特性評価
  • 表面改質技術
  • 機能性材料の開発

🌾農学応用

  • 植物と微粒子の相互作用
  • バイオマス処理・利用
  • 土壌-水-植物システム
  • 食品材料の特性評価
  • 農業廃棄物の有効活用

☀️エネルギー応用

  • 太陽エネルギー利用システム
  • 光触媒応用
  • バイオマス炭化プロセス
  • 蒸発・冷却システム
  • エネルギー貯蔵材料

📏計測技術

  • 水分含有量測定手法
  • 粒子径計測
  • 表面電位測定
  • センサー開発(雨水や農薬など)

https://youtu.be/jSyFelT5_aw?feature=shared&t=5358 (1:29:30から1:48:00まで)2023年度突撃研究室に選ばれました

目次