研究室を希望する皆さんへ(2010~2014)

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当研究室は2007年4月に初めて学生を受け入れました。
専門を問わず、幅広い分野の方々を歓迎します。これまでに修士課程では他大学から1名、他研究室からの4名います。博士後期課程の入学者は、1名を除いて8名が他大学からの卒業生です(2014年4月現在)。

研究室の教育・研究は、グローバル(地球規模)問題に取り組むことを常に考えています。特に、エネルギー消費、食料生産、社会問題(天然資源と環境への影響)に対して、学問として化学工学や微粒子工学は何をすべきかを考えていきます。これまでに次のアプローチで、研究を進めています。卒業研究を進めるうちに、化学だけではなく物理学や環境(植物)等に関する知識も身につきます。

:| 研究室の特徴

材料プロセス技術の開発

  • 合成材料の性状における原料状態の影響(モデル:太陽光発電用材料、原料:植物由来原料等)
  • 材料の結晶促進と形態変化を考慮した加熱法の開発(モデル:リチウムイオン電池用材料)

植物と環境評価に向けて

  • 植物育成システムのための粒子堆積化技術(モデル:炭素系粒子、硫酸塩)
  • 微量有機物検出手法のためのナノ粒子集積化技術(モデル:銀ナノ粒子構造、農薬分子)

健康リスクおよび気象現象の関連

  • ナノ粒子・微粒子の気相中への分散手法と計測(モデル:金属酸化物)
  • 大気中・気相中に浮遊する微粒子の回収法の開発(液中捕集法や電界型捕集器など)

研究内容の詳細..研究室生活 >> 指導教員(レンゴロ) || 実用化・商品化.

分野 :

  • 化学工学、微粒子工学、エアロゾル工学、粉体工学
  • ナノスケール計測、 固相合成、粒子構造体、輸送現象

小金井キャンパスの研究室内での実験や数値シミュレーションだけでなく、必要に応じて府中キャンパスの植物育成施設やフィールド(国内、国外)での計測・実験を行います。
研究の狙い:

  • ナノメーターとマイクロメーター範囲の物質と粒子構造体と関連した緒現象の解明。
  • 粒子材料における合成法、計測法、集積法の技術を開発することで、新たに実験的モデルと数値計算モデルの構築につなげる。

就職先 ◆ 卒業生(2008年以降)は多種多様な分野にわたって活躍中:化学・石油化学、機械・建設
、食品・医薬品、

行政機関・公務員、マレーシアの国立大学教員、英国大学院進学、繊維・パルプ・水処理、
総合印刷、
銀行。

是非、小金井キャンパスBASE本館(主な実験室・分析室)にも足を運んでください。見学の申込みはメール LABWL””cc.tuat.ac.jp(“”=@) でどうぞ。皆さんの来室を楽しみにしています。年に数回 Open Lab もあります。日程は大学院BASEまたは化学システム工学科のホームページへ。

レンゴロ研究室は2007年1月にできた研究室で、卒論生2名(化学システム工学科4回生)、修士課程1名(他の研究室出身者)、博士課程1名(私費留学生)の4名で活動を開始しまた。今は10人以上の学生が所属しています。

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