卒業生 Alumni News: JST創発研究者:エアロゾルと気候変動を繋ぐ測定法の開発。Linking aerosols & climate change: Development of measurement methods (JST-FOREST)

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金沢大学 フロンティア工学系 助教(テニュアトラック) 玄 大雄 (Dr. Masao GEN, Kanazawa University) Development of in-situ measurement methods linking aerosols and climate change

エアロゾルと気候変動を繋ぐその場測定法の開発
PM2.5に代表されるエアロゾルは大気中に浮遊する微粒子であり、気候変動を予測する上で最も大きな不確実性をもたらす要因の一つです。本提案では、エアロゾルの気候影響を解明する「鍵」として、エアロゾルのバルク組成ではなく表面組成に着目し、「表面組成の選択的検出」と「気候影響計測」を可能にするその場測定法の開発に挑戦します。本研究成果を基に、「エアロゾル-環境-ヒト」を繋ぐ新たな研究分野の開拓を目指します。Aerosols, such as PM 2.5, are particles suspended in the atmosphere and are one of the most uncertain factors for predicting climate change. In this proposal, we will focus on the surface composition of aerosols, not the bulk composition, as the “key” to clarify the climate effect of aerosols, and challenge the development of an in-situ measurement method that enables selective detection of surface composition and measurement of climate effect. Based on the results of this research, we aim to develop new research fields connecting aerosol, environment and human.

創発研究者|研究体制|創発的研究支援事業|JST res2020.pdf (jst.go.jp)

「創発」の記念すべき第1期生の採択者が発表されました。

創発の趣旨

将来ノーベル賞につながるような個人の自由な発想による研究を支援する目的で、科学技術振興機構(JST)が「創発的研究支援事業」を創設しました。The Japan Science and Technology Agency (JST) has established the “FOREST (Fusion Oriented REsearch for disruptive Science and Technology)” to support research that will lead to a Nobel Prize in the future.

創発の助成金額

1課題あたり研究費(直接経費)、原則として 7 年間で総額 5,000 万円(上限)、その内フェーズ 1(3年間)での総額は 2,000 万円(上限)とします。

創発の支援対象

創発の特徴は、独立した研究者、これから独立しようとしている研究者に対する長期的な助成にあります。そのため採択者の職位は、博士研究員(ポスドク)、助教から教授まで幅広いものになっています。

独立に関する条件 フェーズ 1(3 年間)の間に満たすこと(採択までの過程において必要に応じて独立可能性を客観的に確認する場合があります)。
① 自己の研究に係る論文について、責任著者の立場にあること
② 大学院生等の指導に責任を持つこと、又は持つ立場にあること
 研究グループを組織して研究を行う場合は、そのグループの責任者であること。
④ 研究室を持つこと(※)※ 独立した研究を行うために必要な研究設備や研究を遂行する部屋の管理の責任者であること。

創発は、今まで例が無い、かなり画期的な研究支援策。This is an unprecedented and innovative research support measure.

REFERENCE: JST創発的研究支援事業(”創発”)第1期生採択者252名一覧 – 日本の科学と技術日本の科学と技術 (scienceandtechnology.jp)